毒親の対処法10選
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毒親の対処法10選

毒親の常套句は『あなたのためを思って〇〇してるのよ』です。
こんなフレーズを親から頻繁に言われているというかたは、自覚の有無にかかわらず毒親家庭に育った可能性が高いでしょう。
そして、この発言をする毒親に、自分が「毒」となっている自覚はありません。
自らを「毒」と自覚せず、すべては『我が子の幸せのため』『我が子を守るため』と思いながらやっているから、厄介なのです。
しかし本来、親とは子の自立を願うものではないでしょうか?
毒親がそれを妨げるのは、いつまでも子供に頼られる自分、いくつになっても子供のために尽力する自分、に酔っているからです。
結局、自己満足の世界に浸っているだけなのです。
これでは、子供も反発するのは当然です。
一生懸命やっているつもりなのに、子供には鬱陶しがられ、互いに傷つけあってしまうなんて、皮肉ですよね。
それでは、ここからはそんな毒親の呪縛から自らを解き放つための方法を見ていきましょう。
毒親から解放されるには、自ら一歩踏み出すしかないのですから。
親子間にルールを作る
毒親は、我が子をいつまでも判断能力の足りない『お子様』だと思っている節があります。
だから、赤ちゃんや子供のころのまま、プライバシーなんて無視してあれこれ手を出すのです。
しかし、子供は成長しています。
自我も発達し、親に見せたくないもの、親に言いたくないこともたくさんあるのです。
だから、ここは子供側から親へルールを提案してみましょう。
『勝手に部屋に入らないで』『勝手に引き出しを開けないで』『勝手にごみを捨てないで』
子供にもプライバシーがきちんとあるのだということを明確に教えなくてはなりません。
スルースキルを上げる
親にあれこれ干渉されてて『嫌だな』と思えば、強く反発することもあるでしょう。
しかし、毒親にとってそれは「さらなる干渉の口実」となり得てしまいます。
『こんなこと言うようなこに育てた覚えはない!』『どうしてそんな薄情な子になってしまったの?』
反発や抵抗をされるほど、自分の理想を押し付けてくるようになります。
ここは、腹が立ち嫌味も言いたくなりますが、ぐっとこらえ受け流しておくのが正解です。
何を言われても、『はいはい』と冷静に対処でいるスルースキルを身に着けておきましょう。
嫌なことはNOとはっきり言う
親に干渉されたり指示されたこと、すべてに対して従順に従っていませんか?
本当は嫌なことでも…。
毒親はNOと言わない子供をみて、『この子は私がいなきゃだめ』『私の言うとおりにしていれば大丈夫よ』なんて思うのです。
もし、嫌なことがあるのなら、その時ははっきりと『NO』という勇気を出しましょう。
そうでなければ、自分のことを自分で決めることがまるでできない人間になってしまいます。
失敗を恐れない
親の言うことに従わず、失敗することを恐れているのなら、それは間違いです。
人は、失敗や挫折なしで成長しません。
失敗しても死ぬわけじゃない。
一度きりのチャンスじゃない。
やってみなくちゃわからない。
自分の判断に自信を持ちましょう。まず、自分の考えを肯定しましょう。
そうすることで、自分自身を信頼し、好きになることができます。
気が付けば、親の判断を仰いだり、親に従うだけの子供ではなくなっているでしょう。
親と距離を置く
家でもいつも一緒、休日の外出も一緒、旅行も一緒、とにかく何をするにも親と行動を共にしていませんか?
それでは、親の干渉から逃れたくても逃れられるはずがありません。
むしろ、自らもどこかで親に依存しているところがあるのではないでしょうか?
まずは、物理的にも精神的にも親と少し距離を置いてみてください。
休日の外出は、ひとりまたは友人と、平日の食事もたまには職場や学校の仲間と外で…なんて時間を作るとよいでしょう。
一人暮らしをしてみる
毒親からの解放手段として、最も手っ取り早いのは、家を出て一人暮らしを始めることです。
それも、実家の近所ではなく、少し離れたところが良いでしょう。
寮のある学校や職場を選ぶのも良い方法です。
これを機会に、親も子供のいない生活を思い出します。
親は親、子は子で、自分の生きがいを見つけ互いに自立し、互いを尊重しあうこともできるようになるでしょう。
経済的に自立する
経済的に親に支援してもらっている状態では、頭もあがりません。
どんなに反発や抵抗をしたところで、最終的には「親が必要」な状態です。
親にしてみても、『自分たちがいなければ何もできないじゃないか』となるのは、当たり前です。
経済的自立は、自己を確立し自分の人生を生きるためには絶対に必要です。
それができずに、親にただ反発しても、駄々をこねる子供と変わりないのかもしれません。
視野を広げる
さて、あなたは親の干渉に慣れてしまい、それがあることが当たり前になってはいませんか?
親の語る世界がすべてになってはいませんか?
それでは、自立はおろか広い世界・社会に飛び出した時、親なしでは生きられなくなります。
自分の価値観や人生観をしっかりと見つけておきましょう。
それには、本を読んだり、様々な人間の価値観に触れたりすることが大切です。
家族以外の世界に積極的にかかわってみてください。
親意外の頼れる人を作る
人間関係も恋愛の悩みも、就職や進学のことも何もかも相談するのはいつも親。
気が付けば、親の決めたレールの上を歩いている…なんでもかんでも親にお伺いを立てていたのですから、そうなりますよね。
親がそう誘導していた事実もあるのでしょうが、それに甘えていたのもまた事実ではないでしょうか?
親にコントロールされている、親の思い通りになってしまっている、こんな風に気が付いたのなら、親意外に相談できる相手を見つけましょう。
親意外の考え方や生き方に触れることで、親とは違う自分の生き方を見出すきっかけにもなります。
親元以外の自分の居場所を見つける
経済的な自立がまだ難しくても、親元以外の「居場所」を見つけることはできるはずです。
それは、学生時代の仲良しグループだって構いません。
親元以外にも自分が身を置いていて心地よいと思える場所を作りましょう。
ボランティアや地域活動に積極的に参加するのも良い手段となります。
毒親の悪影響が引き起こす可能性のある5つの精神病

毒親に育てられ、毒親の支配が当たり前になってしまうと、時に精神を病んでしまうことがあります。
『失敗したら怒られる』『親の言ったことと違うことをしたら嫌われる』こんな強迫観念が、引き金となることが多いようです。
ある意味で、毒親の言動は「虐待」になり得てしまうということです。
ここからは、毒親の悪影響で起こり得る精神病についていくつかご紹介していきます。
強迫性障害
強迫性障害は、親の監視が厳しい家庭で育った子供に起こりやすいと言われています。
何をするにも、干渉され監視される生活が続いたことで、親がないところでも必要以上に、人の視線が気になるようになるのです。
街中で、ふいに監視されているような気持になり、自分の行動に自信が持てず、ビクビクと挙動不審になってしまうことがあります。
人間不信もひどくなり、コミュニケーションもままならなくなりますので、社会生活に支障をきたすでしょう。
パニック障害
「こうあらなくてはならい」「〇〇しなくてはならない」「これはしてはいけない」
子供のころからずっと、親に追い詰めるように決めつけられてきた人は、親に似た雰囲気の人を見ただけで、不安や焦燥感を募らせ、突然パニック状態に陥ることがあります。
これが、パニック障害と呼ばれる精神病の主な症状です。
場合によっては、地下鉄や飛行機などの長く外に出ることのできない公共乗り物を利用できなくなることもありますから、注意が必要です。
コミュニケーション障害
親子関係が独特で、一般的な人間関係を構築できないケースもあります。
学校や職場での他人との距離の取り方がわからないなど、コミュニケーション障害は、日常生活に大きな陰りを落とすでしょう。
アダルトチルドレン
アダルトチルドレンとは、大人なのに心は子供という状態です。
機能不全の家庭で育つことで、アダルトチルドレンは生まれます。
自分で判断ができない、自分を認められない、他人を信頼できない、嫌われることが怖い、嘘で自分を良く見せようとする、意思がない…などが特徴です。
うつ病
親からの抑圧や支配が、心にひずみを生み、それが引き金となって、自分の感情をコントロールできなくなると、うつ病になってしまうことがあります。
登校拒否や仮病癖などは、その一端と考えても良いでしょう。
若年性うつ病患者にもまた、毒親の被害者が多く見られます。
まとめ
いかがでしたか?
当たり前に感じていた親子関係、もしかしたら変なのかも?と感じた方もいるかもしれません。
すでに、自分の親を「毒親」と自覚している方ももちろんいるでしょう。
毒親は毒親自身がそのことに気が付かなければ、まず治りません。
だからこそ、子供側が毒親から勇気をだして少しずつでも離れていく必要があります。
今回当ページでは、毒親の対処法として、適切な10の方法をご紹介しました。
以下にもう一度、おさらいしていきましょう。
- 親子間にルールを作る
- スルースキルを上げる
- 嫌なことはNOとはっきり言う
- 失敗を恐れない
- 親と距離を置く
- 一人暮らしをしてみる
- 経済的に自立する
- 視野を広げる
- 親意外の頼れる人を作る
- 親元以外の自分の居場所を見つける
また、毒親の元で育つことで起こり得る精神病についても少しご紹介しておきます。
念頭に置き、もし兆候がある場合は早めに専門医に相談してください。
- 強迫性障害
- パニック障害
- コミュニケーション障害
- アダルトチルドレン
- うつ病
毒親から離れると言っても、親を切り離すわけではありません。
単純に「親離れ」し「自立する」ということです。本来、親はそれを歓迎し喜ぶものなのです。
ですから、勇気と自信をもって、一歩親元から踏み出してみてください。
物理的な独立がまだ難しいのなら、精神的にだけでも良いのです。
また、自らの親を毒親と嘆く前に、自分が親に依存や寄生していないかも考えてみてください。
もしかすると、自分の行いが毒親を助長しているかもしれませんよ。
親ばかりを非難するのではなく、自分自身が変わることがこの問題解決には必要です。
